世に溢れる様々な作品について、考えたり研究したりして感想等を書く、記者多人数制ブログです。

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音センス
〆ユチヨ

ちょっと前に、短編映像メーカーFluxで歌手の宇多田ヒカルと映像作家森本晃司がコラボレーションした短編映像作品fluximationが全14話で完結しました。
これは宇多田ヒカルの歌にのせたイメージビデオみたいなモノなんですが、1話が30秒弱しかないので全話見ても8分くらいで終わっちゃいます。
つまりは「独創性溢れる宇多田ヒカルの音楽に見合う映像作品を作ろう」「14話の連作にして宇多田ヒカルの1曲1曲により深みを与えよう」ってモノらしい。
ネット環境、あるいはDoCoMoauの携帯があれば2006年1月31日まで無料で見れます。
ウチ個人が「宇多田ヒカルの曲をイメージ化した映像作品」ってことで前々から気にしていて、昨日ついに重い腰を上げるに至りました。
そいでまず第1話「Opening」を観賞。
ふむふむ……なるほど……実に独創的だ。
重々しい中に始まりを感じさせるシンセサイザーの重低音、少女?が変幻自在な動きで空を舞っている。そして…………第1話終了。
あれれ?終わり?……ま、まぁまだ1話だしね。
第2話「Devil Inside」。
……あれれ?女子マラソン?さっきの少女は?もはや1話との関連性は皆無。でも曲のイメージとは合ってるね。
第3話「Exodus‘04」。
雰囲気が1話に近付いた。1話と違う少女が変なロボットと戦ってる。飛び交うレーザーを瞬時で避ける少女。この敏捷性、ニュータイプか?
第4話「THE WORKOUT」。
何か機械都市?
第5話。第6話。第……と最後まで見たんですが、どうも感想を書くのは無理そう。ウチの感受性が追いつけないのか、作品自体にそれほどリードするものがないのか。どちらにせよ期待していたモノとはかけはなれた作品でした。だからと言ってソレがレベルが低いというワケではなく、むしろ個々のクオリティは限りなく高い位置にあると思います。感動できたかどうかは別として“宇多田ヒカルの音楽”には非常にマッチしていたし1話30秒なのが惜しいくらい。オススメは第1話「Opening」と第3話「Exodus‘04」。
そもそも宇多田ヒカルの音楽センスがとても高い、とウチ個人は思っているのでそれに同調できる映像クリップを作り出すこと自体とてもハードルが高いであろうと感じるとともに、彼女の旦那さんでもありプロモの制作監督でもある紀里谷和明氏の発想力にも少し感動です。
みなさん宇多田ヒカルの曲のプロモを見たことがありますか?
とても幻想的で、でも宇多田ヒカルの曲よりでしゃばることはしない映像の中の優等生。アルテマウェポン。NEP。パーフェクトジオング。
宇多田ヒカルの曲をあそこまで引き立たせることができるのはこの人くらいじゃないかしら。
やはりレベルが高いものには高いものが惹かれていくみたいです。
あまり彼女の曲は知らないけど、その音楽センスは確かなものだと最近発売したPassionを聴いて思いました。
耳を刺すシンセサイザーとギターの音、やわらかなコーラス。懐かしくも切ない歌詞。音楽には作り手の創造力がフルに表れますな。
と、話が少しずれましたが……このブログを書いてる間にもfluximationを何話か見直しました。30秒の中に確かに個性的なイメージが詰まっていてとても興味深い世界観を創りだしています。
どれもアニメーションならではの色彩に溢れていて躍動的。アニメ映像の在り方を再認識できました。「音楽を表現できる映像」として意識するとそのセンスをきっと肌で感じることが出来るでしょう。
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